IT市場は、近年新たな成長期・変化期に入っているという記事をみたことがあります。
そもそもIT市場は、パソコンやインターネットの普及により、急成長を遂げました。それに、スマートフォンなどの多様なサービスも加わり、もっとも市民の身近にあるサービスとして、社会との連携も重要になってきています。今まではパソコンや、固定ブロードバンドがIT市場では主に流通していましたが、最近は、先程も書いたとおり、スマートフォンなどの急速な普及により、LINEなどのコミュニケーションツールやナビ・アプリ・ゲームなどのサービスが物凄い勢いで迫ってきています。
そういったことから、変化・進歩・成長の期待が高まっているのですね。このIT市場における変化は日本国内のみならず、世界のIT市場で見ても同じです。それもそのはず、今やTwitterやフェイスブックなどは国内外関係なく人とつながることのできるコミュニケーションツールとして世界各国に普及しています。しかし、逆のことを言うようですが、急成長を遂げてきたIT市場、成長率にすると、5%とか2%とか、一桁台なのです。成長率だけみると、成長は鈍化しつつあり、それほど成長に期待もできないように思えます。しかしそれは一方でITの普及が急速化しすぎたためとも言えます。つまり、急成長は遂げたものの、一気に広まりすぎて、クラウド化などに追われ、IT市場としての伸び率を緩めてしまったのです。これからさらに急成長を遂げるには、やはりスマートフォンなどのモバイル分野で、アプリやエコシステムの開発に力を入れる必要がありそうです。